写真、動画の次は声?Yiipは9秒までのボイスを共有する声のInstagram

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USのAppStoreでフィーチャーされているこのInstagramの下にあるYiip(イップ)

というアプリは声のInstagramと言える新サービス。

Instagramの登場によってモバイル×ソーシャルで”メディア”を共有するスキーム

を他のメディアに転用する事例は、”動画”でのviddyや”音楽”でのSoundtracking

など既にたくさんありますね。そんな中で、ありそうでなかった、というよりは

実用性に疑問符が残る”声”の共有というサービスをいち早く実現したのがYiipと

言えるのだろうか。ちょっと検証してみたい。

 

Yiipでできること

(1)録音できる時間は9秒

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サービスをシンプルにドライブさせるための制約として、またデータ容量の

スケーラビリティの問題として考慮すれば10秒から15秒というのが妥当な

設定のように思えます。という中であえての9秒、謎。

 

(2)録音したボイスにエフェクトや効果音の追加が可能

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Instagramよろしく、エフェクトや効果音までが用意されている。果たして

必要性に疑問も残るが、高音〜低音のエフェクトや、猫・牛の鳴き声などを

好きな箇所に設定できる仕様になっている。

 

(3)ボイスには写真や位置情報も付加可能&ソーシャル共有も

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こちらのキャプチャにあるように、写真や位置情報を付加することができる。
UIはTwitterクライアントにありがちなUIですが、直線を基調としたシンプルな
このデザインは好きです。ご覧のように、TwitterとFacebookの外部ソーシャル
サービスへも投稿可能。アプリ内で独自のソーシャルグラフを構築しつつ、外部
サービスをうまく活用所もInstagramと同じですね。

(4)共有されたボイスにインタラクションの仕掛けとPopular枠
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ソーシャルに共有するサービスはアクションに対するリアクションがキモ。
そういった点でFacebookの「like」の発明は色々な意味で画期的だったわけですが、
本サービスはボイス右のハートボタンがこれにあたります。そのハートの数などを
ベースにPopularが決まるようです。
ただし、現状それぞれのボイスに対するコメントなどのより深いリアクションの
機能は無いようです。

(5)プライベートグループ機能

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特定のグループを作り、その中だけでボイスを共有することもできます。

 

(6)投稿されたボイスも文字起こし機能と延々垂れ流し機能

投稿されたボイスはある程度のボイス解析によって一部内容がタイトルに自動で

表示されます。ボイスは写真と違って一見してコンテンツの価値がわからないので、

これは素晴らしい機能ですね。日本語は未対応みたいですが。

また、タイムライン上に投稿されたボイスは個別に指定して聴くこともできるが、

右上のインフィニティマークのボタンによって延々垂れ流すことができる。

 

声の共有サービスをドライブさせる3つのポイント

 

現状投稿されたボイスを垂れ流しで聴いていても全くのカオスで何とも言えない

のが正直なところ。独り言だったりなんか歌っていたり外の騒音だったり。

ここはやはり”コンテンツ”としてのクオリティが高いボイスがある程度、簡易的な

形で集まる仕組みや、それをドライブさせるフックが無いと厳しいと感じる。

Instagramが優れているのはその点で、先ずは写真を誰でも簡単にある程度のクオ

リティで投稿できる仕組みを用意した。それは”写真”というメディアだからうまく

ドライブしたという点も重要で、大枠の”モバイルでソーシャルに共有するスキーム”

をInstagramと同じものを用意しても、”メディア”が違う限りそのまま適用しても

うまく行かないということなのだろう。

 

ただし、Yiipのチームはある程度それを理解した上で付加的要素を用意している

感もあるので、本サービス(もしくは同様なサービス)をブレイクさせる兆しを3つ紹介

します。

 

(1)扉絵、お題としての”写真”

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このボイスは「犯罪はどこだ?犯罪はどこだ?」としゃべっています。

これはボイス単品では意味不明だし、このキャプテンアメリカにコスプレした写真が

セットであるからこそ成り立つ面白い投稿のひとつ。声にひとつのビジュアルがセット

になるだけでコンテンツとしての可能性やクオリティはグッとあがることが感じとれ

ました。例えばInstagramの風景の写真に関しても、その場の音や騒音がセットになって

いるだけでかなり”奥行き”のあるコンテンツになることは容易に想像できますね。

 

(2)モノマネというキラーコンテンツ

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このボイスはジャックスパロウのモノマネをしてます。正直似ていないのですが(笑)

ただめちゃくちゃモノマネが得意な素人や、もしくはプロのクオリティの高いモノマネ

がコンテンツとして増えてくれば一気にバイラルする可能性は感じました。

現状のYiipでは他のユーザーのボイスを外部のソーシャルサービスへ展開させることは

できないのですが、良いコンテンツであれば必然的に拡散するでしょう。

 

(3)セレブリティという可能性

本サービスではいないのですが、Twitterがこれだけ一般ユーザーにブレイクした

のもフォローという一方的に購読できる仕組みと、それによって情報発信ツール

としてLady GAGAをはじめセレブや政治家などが使用することによって、何気な

いつぶやきがファンや支持者にとっては需要なコンテンツとして支持されたこと

です。

(1)(2)の繰り返しになりますが、アーティストが新曲のジャケット写真とともに

リリースのコメントを投稿したり、モノマネ芸人が新作のモノマネを披露したり

するプラットフォームとなれば日本でもかなりバイラルで広がる可能性があると

感じました。アーティストが楽曲や動画を共有するプラットフォームだと、

SoundCloud、Youtubeがありますが、ボイスはまだ無いですね。むしろそういう

サービス、今からでも遅くないかも。

 

[参照記事]

Yiip thinks sharing your voice can be as social as sharing photos

 

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